理事長メッセージ

理事長所信

敢為邁往かんいまいおう

~全員JC!笑顔溢れる地域みらいにむかって~

【はじめに】
6年前の2015年、私は一般社団法人坂井青年会議所に入会しました。入会当初は例会の案内に応じ、ただ淡々と参加していました。1年、2年、3年と年数が経つにつれて、これまでにない様々な経験があり、その中で多くの気づきを得ることに繋がりました。その活動を後押ししてくれたのは、多くの先輩方からの誘いや、後ろ姿でした。自分もそのような人間になりたい。そんな思いからLOMの例会や福井ブロック協議会、そして日本本会の事業や各種大会への積極的な参加に繋がっていったことを明確に覚えています。また、入会した年に初めて参加したJCI世界会議金沢大会では、青年会議所という組織の繋がり、つまりこの世界全域という想定外のコネクションに驚かされ、青年会議所で得ることのできる無限の可能性を感じた瞬間でした。入会から現在まで参加してきたいくつもの例会や事業、そして福井ブロック協議会での繋がりは、これまでの人生では決して出会うことのなかった機会であり多くの学びを得ることで、自分自身のJCに対する考えや目的が明確になり、今では大きな財産に繋がっていることを断言します。

近年、世界全土で頻繁に多発している自然災害。福井県でも大地震発生への警戒が強められています。1948年に発生した福井地震では震度6を記録し、現在この規模の地震が発生したことを想定すると、最大で3万人近くの死傷者が見込まれているということが発表されています。そして、2020年には新型コロナウイルス感染が世界的に流行し、現在も感染への警戒を緩めることができず緊張状態が続いています。このコロナ禍で私たちの住み暮らす福井県、そして坂井市においても、市民の生活状況を一変させる甚大な被害を与え、今なお社会的、経済的な影響が続いている現状があります。坂井JCにとっても大きく影響を受けた年になったことは明確で、WEBを使っての会議運営や例会の実施は初の試みとなりました。JC運動、活動の自粛を余儀なくされる中で、メンバー一人ひとりにおいても考えることや感じるものがあったのではないかと思います。このような状況だからこそできることは何なのか。そして、これから起こりうる有事を想定し備えることも重要です。この青年会議所という団体としてのツールを最大限に活用できるよう今一度向き合い、坂井JCとして新たな発想からのイノベーションを見出す必要があります。また、青年会議所運動における地域づくりにおいては質的向上が重要だと考えます。SDGsの17の目標はその有効な指標となっているのではないでしょうか。今後はコロナ対策をしっかりとったうえでSDGsを取り入れた運動を推進していきます。福井県は私たち坂井JCを含め10のLOMがあり、福井ブロック協議会が構成されています。青年会議所は横のつながりが非常に強い団体だと考えています。それは共通した志と目的意識を持っているから、すなわち社会と人間の開発のもとに明るい豊かな社会の実現を理想としているからです。しかし、近隣LOMが行っている事業や活動を問われたとき、知らないことが多くあるのが現状ではないでしょうか。私は、ブロック出向で得た経験を踏まえ、LOM間における交流から生まれるネットワークはJC生活において非常に重要なことだと感じています。人と人との繋がりからJCの輪を広げ、JCに対しての可能性を大きく拡大し、自身への大きな価値に変換しよう。
青年会議所では、さまざまな人と事業に出会い、出会うことによって学び、学ぶことによって成長を得ることができます。そして、その繰り返しが地域の明るい豊かな社会の実現に繋がっていくのだと考えます。英知と勇気と情熱を胸に、常にチャレンジし続けることが真のJAYCEEであり、坂井JCがこれまで紡いできた歴史や代々受け継がれてきた志を継承し、私たちがこの地域のリーダーとしての誇りを持ち、坂井市の笑顔溢れる未来へ思い切って突き進んでいきます。
 
「自己啓発を胸に、輝く地域へ 高い志で。」

基本方針
1 未来を切り開け!創立50周年の構築
2 地域の宝を創造する私たち
3 会員拡大と組織向上の務め

【未来を切り開け!創立50周年の構築】
これまでの積み重ねてきた「まちづくり」「ひとづくり」の運動と想いを引き継ぎ、残すべき伝統は継承しながらも時代に沿った形へと革新し続けなければなりません。また、これまでの運動に対して理解しご協力くださいました皆様に感謝の意を表しましょう。
坂井JCは、49年前の1972年、日本で498番目に丸岡青年会議所として創立しました。これまで長い時間をかけ脈々と受け継がれてきたその歴史は、一般社団法人坂井青年会議所と名称を変え、いよいよ2021年、50周年目という大きな節目の年を迎えることとなりました。この50年間という長い時間の中で、これまでに多くの先輩諸兄姉が英知と勇気と情熱を持って積み重ね、独自に築き上げてこられた功績と引き継いでこられた想いや志を、次は私たちが伝え、先の10年20年後の未来を思い描き、次世代につながる持続的な組織へと繋げましょう。
この記念すべき周年の年を、これからの坂井市、そしてLOMの発展のために、この場所で巡り合った坂井青年会議所全てのメンバーで強い志を胸に、一致団結した力で創立50周年記念式典に取り組み、実りある運動に繋げます。

【地域の宝を創造する私たち】
私たちが住み暮らす福井県では、東洋経済新報社が調査する「幸福度ランキング」1位。また坂井市においても「住みよさランキング」上位となっており、地域に住む私たちの環境は恵まれていると考えます。しかし、視点を変えれば人口減少や少子高齢化など、日々の生活の中では実感しにくい現象ではありますが、これからの社会づくりにおいてさけては通れない問題でもあります。私たちの活動エリアである坂井市は、人口約9万人と福井市に次いで県内2番目の大所帯となっています。しかし、2060年には3分の2にまで減少し、その4割が65歳以上の高齢者になると推測され、地域経済への影響も少なくはないでしょう。
JCとして何ができるのか。何が求められているのか。
坂井市には、彩り豊かな自然環境や歴史、伝統文化が多彩にあります。地域資源があふれるこの坂井市において、私たちがこの地域を真剣に考え、行政や他団体、教育機関などとの積極的なカウンターパートを組み運動を行っていけば、効果はより大きなものに繋がるはずです。私たちがしっかりとリーダーシップをとり、つながりをもった運動を展開し信頼関係の構築に繋げましょう。また、「ひとづくりはまちづくり」と言われるように、私は人の成長がまちの成長に繋がると考えます。青年会議所は意識変革団体とも言われています。私たちJCメンバーはもちろん、一般の市民、この地域を担っていく子どもたちや若者たちへの機会を創出し、JAYCEEとして地域の青年経済人として、まちづくりの先頭に立って行動し現状に留まることのない明るい社会を目指しましょう。
坂井JCとして、この地域のリーダーとしての誇りと自信を持ち運動を起こすことが地域の宝の創造につながるはずだ。

【会員拡大と組織向上の務め】
青年会議所とは地域の課題を自ら発掘し、解決のための政策を立て実行していく組織です。現在、私たち坂井JCの会員数は10名です。これは福井ブロック内の10あるLOMの中でも最少の人数となっています。「数は力」という言葉もあるが、JCに置き換えても当てはまるところがあるだろう。会議運営にあたっては、仲間が多ければ必然と多くの意見がでます。事業運営にあたっては、仲間が多ければ必然と大きな運動につながると考えます。また、女性メンバーの拡大も意識しよう、様々な角度からの考えが組織の柔軟性につながるはずだ。
青年会議所は単年度制で運営がなされ、メンバーは40歳で卒業を迎えます。そのサイクルにおいて、当然ながら会員の人数を増やしていかなければ、横ばいどころか年々減少していくだけです。組織の現状を皆が理解し、私たちが住み暮らすこの地域のために、メンバー全員が会の一員であるという当事者意識を強く持ち、青年会議所の魅力を最大限に発信し、同志を増やして活気溢れる組織へと繋げましょう。また、青年会議所での運動の基本は会議の運営にあります。月々の例会においてワンランク上の効果に繋がるよう、基本である集会やWEBを駆使した効率的な会議運営を行いましょう。発言権を持った理事者は自信をもって発言し、活発な議論を期待します。そして、ホームページやSNS等のツールを活用し、より戦略的に情報の発信し、魅力あふれる坂井JCの運動を広げましょう。
会員の「数の力」と組織の「質の強さ」を兼ね合わせたハイブリット組織で持続的な組織の運営に務めましょう。物事には結果がつきものだと思うが、結果を恐れず立ち向かおう。そのプロセスこそが個人の糧となり、組織としての質の向上につながるはずだ。

【結びに】
JCは「頼られる組織」でなければ在りません。頼られるためには、信頼を得ることが必要です。信頼を得るためには、共感を得ることが必要なのです。これは、一般的な社会にあっても同様に繋がる言葉ではないでしょうか。地域のリーダーとして、会社のリーダーとして、そして家族を守るリーダーとして、しっかりとした意志を持ち、しっかりとした目的を持って行動し人生を構築しよう。
青年会議所の活動の中には様々な「機会」があります。その多くの機会は私たちメンバー全員に平等に与えられていて、いつでもそこにあるものだと感じています。現状という殻を破るには己自身が大きく成長するしかありません。私たちは青年会議所という大きな機会を得ることができています。メンバー一人ひとりが、それぞれに価値観を持ち、学びからの成長を掴んでほしい。できるかできないか、ではなく、やるかやらないか。機会をチャンスと捉えることが重要なのです。当たり前にできることを無難にこなすだけでは成長には繋がりません。JCだからこそやってみよう。失敗することを恐れず、メンバー全員が常にチャレンジし続けられる坂井JC、そして未来への期待を常に高く持った坂井JCであることが、坂井市と自分自身への笑顔が溢れる明るい豊かな未来に繋がるはずだ。

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